始まりのメドレー5
「なにが見た目と年齢だ。」
パーンは吐き捨てるようにいった。
「パーン落ち着いて」
クレオはそっとパーンの方に手を置いた。
心が落ち着く。
「すまない」
クレオは何も口に出さず首を振った。
「彼、見た目よりも長生きなんでしょうか」
パーンたちは何をするわけでもなくそんなルックを見つめているしかできなかった。
「あぁごめんなさい。レックナート様に会いに来たんだっけ」
笑いすぎて出てきた涙をローブの裾で拭いとりパーンに向き合う。
「お前はなにがしたい。さっきから俺たちを」
パーンはつかみかかる勢いで迫った。
「こっちですよ」
ルックはパーンをよけスタスタと歩き始めた。
すごい大物だ。
いつもパーンに勝った事の少ないファオは感心していた。
「おい、ファオ俺たちも行こうぜ」
「あぁ」
ファオも慌ててルックたちを追った。
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なかなかすすまない・・・おわるかなぁ。