目的1
 
私がゆっくりと頷ずくとオパールはしばらく目をしばかせ、
顔を強張らせたまま微動だしなかった。
「何で来たんだ」
ようやく口を開いたかと思うとオパールは冷たい言葉を放った。
私だって聞きたい、何故置いていったのかと。
でもそれは聞いてはいけないことのような気がして口には出せなかった。
「お前もしかしてこいつが探し人とか」
深い沈黙を破ったのはファンタでよかったというように花紅露に笑いかけた。
「そうです。手間が省けました」
花紅露は義理で笑いかえす。
ラジアムがオパールの肩に手を置いて語りかけていた。
「一回カーシックさんのところに戻った方がよさそうだね」
 
「何か、嫌な予感がする」
ぞっとした悪寒が漂ってきた。
「当たり前ですね。磁場が崩れています」
ファンタがそれはなにか聞き返そうとしたとき地面から骨だけの戦士が襲ってきた。
「きゃ〜〜!」
いきなりボーイソプラノの悲鳴がラジアムの耳元で聞こえた。
「だれが出した今の声」
耳が痛くなった、ラジアムが聞く。
「俺」
恥ずかしそうにファンタが言う。
「ファンタ脅かすなよ」
とラジアム。
「失礼、致しますね」
細い銀の剣を閃かせながら花紅露はアンデットを次々に倒していった。
はぇー
ファンタがはじめて花紅露の剣義を見て思ったことはそれだった。
「わっ。狂暴だな」
剣を落としたアンデットがファンタに拳を繰り出してきた。
「量が多いですね。皆さんはなれててください」
ラジアムは聖書から破った紙を四方に散らす。
「火炎車」
火の輪につながれたアンデットは跡形もなく散りゆく。
オパールはどうかとファンタが後ろを見やると
何事もないように剣に炎の祝福をかけて浄化させていた。
強いなこいつら。
自分たちの旅にはこいつらが必要なのかもしれない。
  
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この小説は改定して載せてるんだけど……設定が変すぎてこれ以上は原稿使えない。。
原稿そうとう変に…いえない!!
まだ度胸ないよ…とっとりあえず可笑しいの。ベタすぎるのありえない。
悲しい。昔の書き方だから会話が多く情景描写が少ないんだよね。
早く最近書いた話に追いつかせてやりたい。
退化した部分もあるんだなぁ、情景描写やテンポは絶対こっちの方がいい。
読み返してしまったためすごく思う。
 

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