夢箱 小猿

「アイノお前何処言ってたんだ?探したぞ」
馴れ馴れしくアイノに近づいてきたのは、腰まで伸ばした金色の髪をなびかせ。
濁りきって碧色にしか見えない。つまり濃い碧色をした目を持つ男ケネスだ。
「・・・」
「アイノもしかして女と会ってきただろう。花の香りがするぞ」
ケネスはまったくいいご身分だなね〜などといいながら机の上に腰を下ろした。
「降りろじゃまだ」
「またまたご冗談を、俺に会えなくってさびしかったろ」
ピシュー。ケネスの頬にはうっすらと血が現れ、後ろにはクナイが刺さっていた。
アイノはもちろんトントンと音を立てながら書類をまとめていた。
「そんなに気に障ったか?」
「なんのことだ」
アイノはいつもなら見せないような笑いをたたえて言っている。
正直怖い。あいつが微笑むなんて、明日は天界と魔界がつながってるよ。
ケネスはじりじりと後ろに下がった。
「ケネス。一つ忠告だ。さっきクナイを投げたのは俺じゃない。
そしてお前の後ろには面白いものがたっているぞ」
ケネスはゆっくりと振り返る。そこにはなんと悪知恵の神でケネスの上官がたっていた。
「おや、ケネス生きていたんですか?」
上官はにこやかに言う。
「えぇ。幸いにも。ここにはちょっと寄っただけなんですよ」
ケネスは少し微笑む。
「なんのためにですか?」
「アイノに質問があってです」
「なんのです?」
「仕事についてです」
ケネスがそういうと上官は困ったような顔をしていった。
「アイノはあなたの上官ではありません。仕事で質問がある場合私に相談してください。
まさか、サボりにわざわざあなたがここに来るとは思えませんしね」
ケネスは少し引きつったが何とか対応する。
「えぇ今度からそうさせていただきます。上官はどうしてこちらへ?」
「小猿が一匹迷い込んだとアイノ殿より連絡が来まして。
暴れる前に確保して欲しいとか」
「そうですか。では私は先に」
「いいえ。一緒に行きますよ。せっかく捕まえた小猿が逃げては大変です」
ケネスはずるずる引きづられていった。

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作者が何を思ったのか分からないが突然考えた物語。
ほんとはどんだけ仲がいいか見せたかったんだけど。
無理みたい。キャラいうこと聞いてくれないよ〜。

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